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会期: |
2020年11月16日(月)〜21日(土)
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時間: |
11:00-17:00 ※営業時間にご留意ください
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会場:
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壺中居 MAP ►►
東京都中央区日本橋3-8-5
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Shinobu Kawase Ongen Ryoga
16,Mon.,November‐21,Sat.,November,2020
11:00-17:00
3-8-5,Nihombashi,Chuo-ku,Tokyo
Tel.03-3271-1835(代)
gallery@kochukyo.co.jp
[写真作品:a-1 青磁有蓋壺 d-8 白青磁茶碗]
川瀬忍公式ウェブサイト http://www.shinobu-kawase.com/
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主催者よりごあいさつ
昨2019年11月に「妃子笑【胭瓷】」の題下で、川瀬忍先生は長期にわたる青磁進化の研究成果である胭瓷(えんじ)の力作群を提示され、大きな反響を呼びました。
近年先生は胭瓷(えんじ)をひとつの頂点とした瓊瓷、翠瓷、赫瓷、藍瓷といった旧来の青磁イメージを払拭する独自の「青瓷」研究を孜々として積み上げられ、テーマを設定しつつ各技法による新作を世に問うてこられました。
この間、原点というべき青磁の研鑽は怠ることなく、却って基礎研究を深められたこと、このたび「温厳 涼雅」の題下にて壺と茶碗による最新作のラインナップをご覧いただければご納得されることと確信します。
今年はコロナ禍という非常事態下でのご制作でしたが、玉稿に述べられたごとく、お仕事の基礎を再確認され、制作過程の霊感と観察とに益々磨きをかけられたこと、青磁の無限の可能性を新たに発見されたこと等々、得るところが少なくなかったことと想像されます。
素材すなわち、磁土と釉薬の適性を極められて、白青磁(こちらは今回が初の公表となります)と4種に大別される色調による青磁の茶碗がメイン会場を彩ります。
窯変とは一味違う自家薬籠中ともいうべき制御された青磁ですが、新鮮さと奥深さとは無類のもの、現時点での「川瀬忍青磁」のひとつの頂点かとみます。
薬壺を彷彿させる共蓋壺、スケールの大きさをはじめ、ディテールの細心さ、足腰の強さ、独自の形成技術が一体となった力作群といえましょう。
先回までの多彩な色調による独特の「青瓷」から、「青磁」への回帰・再考・再生へと確実に進化=深化する、きわめて充実したラインナップとなりました。
基本を忠実に守りかつ深め、それに見合うテーマを設定し、倦むことなく追及して体現される、川瀬先生の最新のご研究=お仕事ぶりの精華を、ぜひ展覧会場でご高覧いただきたく、謹んでご案内を申し上げます。
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2020年11月
ギャラリーこちゅうきょ
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