作家より
空間に余韻を残す造形をテーマに制作しています。
そのプロセスの中で磁器轆轤での造形が現在最も自分に適していてテクスチャーを消す作業や土の塊が薄くなっていく形に轆轤という技法或いは道具が相応しいと感じます。
それを用いて作品だけでなく周囲の空間を含み、静かで少し力強く、澄んだ空気を生み出したい。
テーマだけでなく素材と技法との関係を織り交ぜながら独創性のある空間を作りたいと思います。
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木野智史
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主催者よりごあいさつ
轆轤(ろくろ)によって形成した曲線をさらに独自の流線へと変化させてゆく木野智史。
轆轤が線を作り、線が余白を生む。
磁土が与える緊張感や青白の釉調に帯びる透明感、これらの相乗作用によって作品は静かな余韻を残しつつ存在している。
ヨーロッパ・アジアなど国際コンクールにも臆せず挑戦し、経験と結果を積み重ねてきた。 前進ある若き陶芸家の次なる試みをぜひご高覧ください。
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2017年 4月
ギャラリーこちゅうきょ
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